形成外科医 一瀬晃洋(いちのせあきひろ)オフィシャルブログ

形成外科 医師 一瀬晃洋(いちのせあきひろ)のブログです。神戸大学医学部附属病院病院美容外科のほか大阪・和歌山でも美容外科・形成外科診療を行っています。 美容医療及び、先天性・後天性眼瞼下垂など眼瞼の形成外科に関する情報を発信するブログです。

今だからヒアルロン酸!!~ヒアルロン酸注入増加の理由② 優れたヒアルロン酸製材

こんにちは。
一瀬晃洋です。
まだまだ続くヒアルロン酸のお話、今回はヒアルロン酸注入増加の理由② ヒアルロン酸製材の特徴について述べます。

私はジュビダーム® ビスタウルトラ(アラガンジャパン)を長年使い続けています。

<Q>
なぜ、同じヒアルロン酸製材を長年使い続ける必要があるのか?

<A>
その① 安定した仕上がりのため
ヒアルロン酸は、その種類により注入時だけではなく、注入後の特性が大きく異なります。
同じように注入したと思っても、数日経ってみると形がかなり違ってしまうのです。驚くほど膨らんでしまうこともあります。
ですので、そのヒアルロン酸の特性になれておかないと安定した仕上がりをもたらす注入は出来ないと言えます。
安定した仕上がりのため、「ずっと同じヒアルロン酸製材を使い続ける」必要があります。

その② 高い安全性のため
ヒアルロン酸でもアレルギーが起こることがあります。ヒアルロン酸は多くの種類がありますが、そのほとんどで異物反応やアレルギーを生じうるとされています。 アレルギーの発症率は非常に少なく、数百人に一人と言われています。一般の化粧品などに比較するとずいぶん少ない発症頻度です。
しかし、数百人に一人のアレルギーの発症であっても、実際に自分の顔が異物反応やアレルギーを生じて赤く腫れた状態になるとおおごとです。
過去に、有名メーカーのヒアルロン酸製材の注入後に、顔全体の腫れが生じて1年近く続いてしまった症例を論文で報告しました。
ヒアルロン酸ならばヒアルロニダーゼで溶かせば問題ないだろうと考える方もおられると思いますが、ひどい異物反応やアレルギーが生じるとそんな単純な解決はできません。
そのため、アレルギーを起こしにくいヒアルロン酸製材が必要なのです。
ジュビダーム® ビスタウルトラ に関しては、私自身で500人以上に皮内テストでアレルギー反応を実施しましたが、陽性は確認できませんでした。 現在までに既に1000人以上のお顔に使い続けていますが、まだ明かな異物反応やアレルギーを認めていません。
その副作用の少なさにこちらが驚いてるくらいです。
現時点では、ジュビダーム® ビスタウルトラは、「安心して使える」製材なのです。

その③ 高い効果と持続性のため
ジュビダーム® ビスタウルトラは、水を引き寄せるパワーがとても強い製材です。
深いほうれい線にも、1本(0.8ml)で両方の治療が可能です。
以前のブログで紹介したように、長い持続性であり、私の注入では効果が消失するまでに2~5年以上ではないでしょうか、5年以上持続している例も多くあります。
ただし、持続期間は注入方法で大きな違いが出てきます。

このように、現時点でジュビダーム® ビスタウルトラは、効果が高く持続性もあるためコストパフォーマンスが高く、仕上がりが安定しており、安全性も高い、厚生労働省の承認を得たヒアルロン酸製材なのです。
ただし、水を引き寄せるパワーが大きいことはジュビダーム® ビスタウルトラの弱点でもあります。
私の注入では注入後数日で凸凹が発生することがあります。目立つ場合の対処として、ご家庭で出来る簡単な処置を指導させて頂いてます。
また、下まぶたの皮膚はとても薄いため、細かく仕上げるにはパワーを落とした他のヒアルロン酸製材を使用するようにしています。

次回は、この優れたヒアルロン酸製材を使用した注入法とそのメリットをお知らせします。



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  1. 2016/04/12(火) 17:15:29|
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一瀬晃洋(いちのせあきひろ)

Author:一瀬晃洋(いちのせあきひろ)
神戸大学医学部附属病院 美容外科・形成外科 准教授

日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医(JSAPS)(評議員)
日本レーザー医学会専門医
国際美容外科学会(ISAPS)正会員

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