形成外科医 一瀬晃洋(いちのせあきひろ)オフィシャルブログ

形成外科 医師 一瀬晃洋(いちのせあきひろ)のブログです。神戸大学医学部附属病院病院美容外科のほか大阪・和歌山でも美容外科・形成外科診療を行っています。 美容医療及び、先天性・後天性眼瞼下垂など眼瞼の形成外科に関する情報を発信するブログです。

神戸大学退任のご報告

こんにちは。
一瀬晃洋です。

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神戸大学医学部附属病院を平成30年3月末日をもって退任する事となりました。

神戸大学医学部は、6年間の医学生時代を過ごした後20年間勤務した、思い出の詰まった場所です。

2008年には念願の美容外科を開設することが叶いました。
「神戸大学に美容外科があって良かった。」とおっしゃって頂けるような診療科にすべく努力をして参りました。
同診療科には、本当に多くの方々にご来院頂きました。
美容外科の多様な治療を行う中、私も色々なことを学び技術的にも精神的にも成長させて頂きました。


皆様、長い間のご支援およびご協力を賜り誠にありがとうございました。 この場をお借りして深謝申し上げます。
現在治療を継続されております皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

この春より、JR尼崎駅前にて →「いちのせ形成外科皮膚科 眼瞼フェイスクリニック」を開院致します。

この施設は、併設の尼崎新都心病院との連携により入院治療など多様な美容医療も可能ですので、
神戸大学美容外科で行っておりました全ての治療が可能になります。

皆様、今後ともよろしくお願いし申し上げます。



神戸大学附属病院美容外科 一瀬晃洋
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  1. 2018/03/15(木) 19:57:00|
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上まぶたのアンチエイジング手術② ~二重まぶた・腱膜リペア

こんにちは。
一瀬晃洋です。

上まぶたのアンチエイジングシリーズ第二弾です。
今回は、「まぶたのタルミとゆるみ・乱れの治療計画」についてです。

前回、上まぶた治療の重要性についてお話しました。
状態にあった正しい治療を行わないと、タルミがとれないどころか不自然なまぶたに変化してしまいます。
下記の表は、症状に合った治療方法と推奨度、特徴などを記したものになります。
これを参考に、その人に合った治療計画を立てていくことが大切です。

まぶたのアンチエイジング手術法の格付け

▽ 部分切開法 二重まぶた・腱膜リペア

推奨度 :AAA
対象 :二重まぶた・まぶたのゆるみ・乱れ
特徴 :傷跡小 低侵襲&確実なリペア ダウンタイム少 変形のリスク小
ダメージ:~中

▽ 全切開法 二重まぶた・腱膜リペア

推奨度 :B
対象 :二重まぶた・まぶたのゆるみ・乱れ、皮膚のタルミ
特徴 :傷跡大 ダウンタイム大 変形のリスク+
ダメージ:

▽ 眉下切除(拡大眉毛下皮膚切除術)

推奨度 :AAA
対象 :皮膚タルミ
特徴 :低侵襲、確実、ダウンタイム少、変形のリスク小
ダメージ:小~中

▽ 部分切開法眼瞼下垂手術

推奨度 :AAA
対象 :まぶた(腱膜)のゆるみ(対象外:まぶたの乱れ 二重まぶた)
特徴 :傷跡小 低侵襲&確実なリペア ダウンタイム少
ダメージ:

▽ 埋没法(切らない眼瞼下垂手術)

推奨度 :C(受けないこと推奨)
対象 :まぶた(腱膜)のゆるみ
特徴 :不確実 まぶた内部の緊張+
ダメージ:小~


私は、部分切開法二重まぶた・腱膜リペア と 眉下切除を、手術時期をずらして行うことを推奨しています。


次回は眉下切開と関連手術についてお話します。


☆まぶたの治療に関する情報サイトを作成しました。形成外科的治療、美容外科的治療に分け掲載しております。
➡ MaBuTaの形成外科のサイトはこちら
  http://mabuta.minim.ne.jp/

  1. 2017/10/02(月) 13:59:55|
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上まぶたのアンチエイジング手術①~ 上まぶたのアンチエイジング100年計画

こんにちは。
一瀬晃洋です。
4ヵ月ぶりの更新になります。
今週より、上まぶたのアンチエイジングシリーズとしましてお届けします。

「どの時期」「どの手術を受けるのが最良」か、また「失敗しないための手術方法」を解説します。


~第1回目は、「なぜ上まぶたの治療がそんなに重要なのか?」がテーマです。


Q.顔のアンチエイジング手術の中で最も優先度の高い部位はどこでしょう?

A.上まぶたです

上まぶたのアンチエイジング手術は、大学病院美容外科でも最も多い治療となってます。
この20年間まぶたの手術を重ねる中で、私自身が考え方を大きく変えながら、「満足度を上げる」、「失敗しない」、「他人にばれない」ことをテーマに術式を練り上げてきました。
選び出された方法にははいろいろな改良が加えられ、自信をもって提供できるものになりました。

上顔面の手術



上まぶたのアンチエイジング手術といいましても、様々な方法があります。


<まぶたのアンチエイジング手術>

①二重まぶた・腱膜リペア
②拡大眉毛下皮膚切除(眉下切開)と関連手術群
③目頭切開
④眼瞼下垂症手術





上まぶた手術の100歳計画


【上まぶたのゆるみ・乱れ・タルミ】

■ 上まぶたの老化の正体とは?

1.まぶたのゆるみ
  腱膜(まぶたをあける薄い膜)のゆるみ
  治療法→二重・腱膜リペア、眼瞼下垂症手術

2.まぶたの乱れ
  二重まぶた・全体的なまぶたの構造の乱れ
  治療法→二重・腱膜リペア

3.皮膚のたるみ
  まぶた周囲の皮膚のタルミ
  治療法→眉毛下皮膚切除(タルミ除去)

◆まぶたの老化の正体が、「まぶたのゆるみ」「まぶたの乱れ」「皮膚のタルミ」なのかで、選択すべき治療は全く異なります
まぶたを若返らそうとして、やみくもに単純に皮膚を取り除いてもあまりタルミがとれない、または不自然なまぶたに変化してしまうことが多いのです。
まぶたのタルミの正体を見極めて、タルミの原因を正しく治療することで自然で若いまぶたが回復できます。


【まぶたの老化度=顔年齢】
 
■ まぶたのタルミ・ゆるみは顔を壊す?

意外に思うかもしれませんが、まぶたのタルミは、まぶただけで無く顔全体の老化を進行させます
まぶたのタルミを放置しておくと、顔のいろいろな部位に深いシワが形成されて、どんどん顔の老化は進みます。

<まぶたが原因のシワ>
ひたいの横ジワ・眉間の縦ジワ・目尻のカラスの足跡、鼻の根元の横ジワ・下まぶたのシワ・タルミの大部分が、まぶたのタルミが原因です。


■ まぶたの形成術で顔年齢を若く保つ?

「あの人の顔はなぜ年齢より若く見えるのだろうか??」 と不思議に思うことがあります。
その一つの原因はまぶたです。まぶたが健康な状態ですと、表情ジワはぐっと少なくなり顔は若く保たれます。
まぶたのタルミを適切にリペアおよびケアしておくことは、顔のアンチエイジング上とても重要なのです。


~次回はまぶたのタルミとゆるみ・乱れの治療計画についてお話します。




☆☆ヒアルロン酸の入れすぎに注意☆☆


「ボリュームをアップして若返り→これが最新の注入法」と言われてヒアルロン酸を4本注入したところ、若返ることなくほほが変に膨らんでしまった.......

こんな不幸な事例が増加しています!
ヒアルロン酸は顔全体で2本までで十分です。 最小限の量を正確にに注入しなければ患者さんのためになりません。



ヒアルロン酸注入に関することをまとめて、ホームページにアップしました。
→アンチエイジング100歳計画 <ヒアルロン酸注射まとめ> のサイト
  http://アンチエイジング100歳計画.com/
  1. 2017/08/04(金) 13:34:41|
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ヒアルロン酸注入のまとめ

こんにちは。
一瀬晃洋です。


ヒアルロン酸注入に関することをまとめて、ホームページにアップしました。

 →アンチエイジング100歳計画のサイトはこちら
  http://アンチエイジング100歳計画.com/


ヒアルロン酸の特徴や製材の選び方、注入部位、注入方法、失敗しないためのコツ、ヒアルロン酸注入にまつわることなど、患者さんに役立つ情報をいろいろ載せています。
他のサイトに記載していることとは違う内容に驚かれる方が多いかと思いますが、実際の私の臨床経験から得て検証を重ねてきたことばかりです。
拡大鏡下ナノニードルヒアルロン酸注入は、初めてアンチエイジング治療を受ける方だけではなく、他の施設でヒアルロン酸注入を受けたが修正を希望したいという方にもお勧めします。
是非ご参照下さいね。
(フェイスリフトについても詳しく解説しています)

 →アンチエイジング100歳計画のサイトはこちら
  http://アンチエイジング100歳計画.com/



以下は、ホームページからの抜粋です↓↓↓↓↓


|| 今、ヒアルロン酸注入は、現在出来るアンチエイジング治療の中でまず第一にお勧めできる方法と考えます。

▽ お勧めする理由は?

 最近はヒアルロン酸の注入方法が進化しており、2-3年前と比較して格段に優れたものになっています。
 しかし過去にヒアルロン酸注入を受けられて、「こんなものか…」とあまり満足できなかった患者さんは少なくありません。なぜ満足度が低くなってしまったのでしょうか?


▽ 効果の違いの理由

 実は注入方法にあります。同じヒアルロン酸製材を使っても、注入法によっては効果が無いばかりか、凸凹や変形・不自然なふくらみなどの原因となります。私もかつてヒアルロン酸注入をあまりお勧めしていませんでした。その理由は、従来の注入方法を行っても患者さんが満足度するような結果を得ることが難しかったからです。


 ▽ 拡大鏡下ナノニードルヒアルロン酸注入

 従来の方法では効果が少ない深いしわや小じわにも有効になり、お顔の細かい造形が可能になりました。不具合事象も少なくなり、コストパフォーマンスにも優れています。今、ヒアルロン酸注入の劇的な効果に驚かれる患者さんが増えています。




【ヒアルロン酸注入の3原則】

 1.少量(注入量をなるべく少なく)
 2.低頻度(注入回数をなるべく少なく)
 3.正確な注入(しわの周囲に逃がさない)

・○3原則を守れば…
→効果的、費用少ない、不具合のリスクも少ない

・×3原則を守らなければ…
→効果少ない、費用が多いだけでなく、不自然な顔の変形(ふくらみ)などの弊害の増加




”ヒアルロン酸1年1本倶楽部のススメ”

おすすめできるヒアルロン酸注入ですが、高価なヒアルロン酸注入をどのように自分の人生に組み込んでいくか?きちんとした治療計画を立てて望まないと失敗します。

私が最もお勧めしているのは、”ヒアルロン酸1年1本倶楽部”です。
1年に1本ジュビダームビスタ® ウルトラを注入することでお顔全体を維持していきます。




→アンチエイジング100歳計画のサイトはこちら
  http://アンチエイジング100歳計画.com/
  1. 2017/04/26(水) 15:33:07|
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眉毛下皮膚切除(眉下リフト、眉下切除)の傷跡の修正

こんにちは。
一瀬晃洋です。


最近眉下切開の傷跡の修正の依頼が増えてきました。その修正のお話です。

眉毛下皮膚切除の術後の傷跡が、思いの外気になることがあります。
仕方がないものだとあきらめずに、修正手術を検討されることをお勧めします。

症例1.
眉下切除を1年前に受けたが、傷跡が気になる
傷跡そのものが目立つ
傷跡と眉墨のラインとのずれ
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傷跡と眉墨ラインの位置のずれは何故起こる?
原因1.もともとのデザインが良くない
原因2.術後に眉毛が低くなったり高さが変化してしまった
原因3.患者さんの好みの変化により自身で眉を描き替えた

眉下切開 -修正手術の原則
1.皮膚の余裕が、基準の長さになるまで時期を待つ
この部位の傷跡の修正を行うには、切り取ることが出来る皮膚の余裕が必要です。
あせって手術を行うと、傷跡が以前よりも目立つ様になってしまったり、眉毛とまぶたの位置のバランスが悪くなったりすることがあります。
待つ期間は、術後数ヶ月で済むこともありますが、数年間もじっと待たなければならないこともあります。

2.修正手術は一回で仕上げる
眉毛下皮膚切除では、傷跡を修正しにくい部位を切開されている場合が多く、かつ皮膚の余裕が少ないために、やり直しが難しいことが多いのです。
もし傷跡の皮膚を切り取るならば、一発で決める覚悟で臨まないといけません。形成外科の技術を駆使して、眉下に隠さなくても傷跡が目立たなくなることを目指して手術を計画します。

手術計画
1. 傷跡そのものを目立たなくする 
皮膚の皺が少ない部分なので、長い直線の傷跡だと逆に目立つことあり。
→傷の外側半分の特に目立つ部分のみ修正する
→Nano-W形成術(ギザギザの傷跡にする)などを用いる
2. なるべく眉墨のラインに傷跡を移動させる
→傷跡より眉毛側の皮膚を多く切り取る
2.jpg



外側半分(眉毛が無い部分)は1辺約1mmの微細W形成術
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拡大鏡下に先端が尖ったメスで皮膚を正確に切除します
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拡大鏡を用いて、一針一針細い糸で縫合
(極小のギザギザがぴったりと合っていることが見えますでしょうか)。
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1週間後 抜糸前
縫合糸は色抜けするためあまり目立ちません。
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術後1ヶ月
傷跡は目立ち難くなっています。ノーメークです。
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術後3ヶ月
傷跡はさらに目立ち難くなっています。薄いメークをしています。
微小W形成術はごく小さな凸凹の傷跡になりますが、これが肌の毛穴による凹凸と一体化して目立ち難くなります。
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nano-W形成術を眉毛下皮膚切除後の傷跡修正に応用できます。
nano-W形成術は、うまく使うと傷跡がかなり目立たなくなります。
(拡大鏡を用いた細かい手術ですので、直線法と比べて手間と時間は数倍かかります…。。)



形成外科医 一瀬晃洋オフィシャルサイト
http://www.ichinoseakihiro.com/

眼瞼下垂のサイト
http://www.がんけんかすい.net

アンチエイジング100歳計画
http://アンチエイジング100歳計画.com





  1. 2016/11/25(金) 14:45:52|
  2. 美容外科
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プロフィール

一瀬晃洋(いちのせあきひろ)

Author:一瀬晃洋(いちのせあきひろ)
神戸大学医学部附属病院 美容外科・形成外科 准教授

日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医(JSAPS)(評議員)
日本レーザー医学会専門医
国際美容外科学会(ISAPS)正会員

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